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2015年4月26日再臨について:ビジョンと思考

著者も約19年前まで所属していた教会は、Aの2段階携挙説を受け入れていた。 教会で教
えられていたこと。 それは、クリスチャンがみな携挙されるわけではない。 キリストのごとくに
変えられなければ、空中再臨のとき、携挙の恵みに預かることはできない。 携挙された後、
この地上は、とてもではないが耐えることなどできないほどの大艱難だから、とにかく、地上に
取り残されないようにしなければならない。 だから、清められ、変えられるために、悔い改め
たり、祈ったりをすべきである。 また、家族や親族など人々にキリストの福音を伝えていくべ
きである、などと教えられていた。 教えられる言葉の中には、正しいことも多かったが、正しい
ことでも、その根底に「信者は、牧師の言うことはイエスの言われることと同じだから従うべき」
というのがあり、神から与えられている自由意志が正常に機能していないことが結構あった。 
 
著者も、牧師の言われることは、どのようなことであっても(たとえ聖書に関することでなくても)
イエスの言われているのと同じだからと、深く考えず、吟味もせず、そのまま受け入れていた。 
正しい教えや導きも多く、実際、キリストを体験するというようなことも多かったが、正しい中に
も少しでも間違ったものが入ってくると、道を逸らさせる場合があり得る。 単なる間違いであ
るなら いいのだが、悪しき霊が関わっているようなものであると、取り返しがつかないことも多
い。 著者の場合、ますます、神の権威に従うためと、ただただ受け身になり、祈りつつ自分で
考えることをせず、牧師の言葉に反対や疑問の思いが出てきても、自分がそう思うことが間
違っていると決めつけて、マインドコントロールにかかったような状態になってしまった。 そし
て、2段階携挙説は正しいと思い込んでいた。
 
しかし、牧師の言われることに従わないから(牧師の意に沿わない)と、その教会を追い出され
るという形で教会を離れてから後、祈りつつ調べ学び、考えていくうちに、@艱難前携挙説A2
段階携挙説は間違っていると思った。 これらの説の教えの一番元になったのは、1830年に
チャネラーまたは霊媒であったマーガレット・マク ドナルドが見た幻だったからだ。(ゴードン・メ
ルトンのアメリカ宗教辞典より) その他、いろいろ理由はあるが、HPめんどり通信/2007年9月
2日 <空中再臨、地上再臨ではなく再臨である >、めんどり通信/2013年10月27日<一人一人
にとっての「時が近づいた」に注目する>、めんどり通信/2013年3月31日<終わりの時に ど
うあるべきかの思考>を参照してほしい。


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