めんどり通信/2011年6月26日。主が復活された記念すべき日曜日です!　ハレルヤ！ ＜初心忘るべからず！＞
	★旧約聖書　イザヤ書　51：1 　　　義を追い求める者、主を尋ね求める者よ。わたしに聞け。あなたがたの切り出された岩、 　　　掘り出された穴を見よ。 ★旧約聖書　詩篇　103：2 　　　わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。 ★旧約聖書　箴言　3：5 　　　心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。 ●旧約時代のソロモン王の死後、イスラエルは北王国イスラエルと南王国ユダに分裂した。　 南王国ユダ国の3代目アサ王は良い王だった。　列王記、歴代誌に記されている。　アサ王に ついて。　彼は全般的に見れば、比較的、立派な信仰の生涯を送った。　神に頼ったので、 多くの祝福をいただいた。　アサ王は、王に即位したときからずっと主によりすがり、主の目に 良しと見え、また正しと見えることを行った。（�U歴代誌14：2）　その結果、アサの治世の35年 までは祝福と安息が与えられた。　 しかし、アサ王の治世の36年、当時の北王国イスラエルの王バシャがユダを攻めてきたとき、 アサ王は、「アラムの王に拠り頼み」、主に拠り頼まなかった。（�U歴代誌16：7）」　また、そのこ とを神に遣わされてアサ王に指摘した予見者ハナニに対して怒り、彼を獄屋に入れた。　その 後、両足が重い病気になった。　その病の中でさえ、彼は主を求めることをしないで、逆に医者 を求めた、と記されている。　　当時の医者は、病人のためのまじないや、偶像礼拝への祈祷 をしていたという。　初めはすばらしく、特に信仰的であったアサ王は、最終的には、謙虚さを 失い不信仰な王で終わった。　信仰を全うすことはできなかった。 「終わりを慎むこと始めの如くんば敗るる事無し」「終わり良ければ全て良し」ということわざが ある。　それぞれ、何事でも事が成就しようとするまぎわに、心がゆるんで失敗するものである から、 終わりまで事を始めたときと同じように、慎重な態度でやれば失敗することはない、ま た、過程でどのようなことがあっても、結末さえ立派にできていれば、途中の失敗などは問題 にしないという意味がある。　 アサ王が人生の最後の最後まで、主によりすがり、「主の目に良しと見え、また正しと見えるこ とを行」い続けていたなら、惨めな終り方をしなくてよかったであろう。　人生の途中でたとえ大 きな失敗をしたとしても、悔い改めて主の元に立ち返り、「主の目に良しと見え、また正しと見え ることを行」い始めたならば、その失敗は決して、ただ立ち止まっただけということでは終らな い。　その失敗は、むしろ益に変えられ、大きく前進できる要素としてくださる。　また霊的に深 みに入っていくこととなる。　 人は、「安息に慣れる」「恵みに慣れる」ということがある。　安息が長く続いたり、恵みが次々 に与えられたときこそ、なおなおへりくだっているかどうか、「はたして信仰があるかどうか、自 分を反省し、自分を吟味する」ことが大切であろう。（�Uコリント13：5）　信仰生活が長いから大 丈夫、さんざん訓練を受けて完全に変えられたからもう安泰、堕ちることはない、などと誰も言 える人はいない。　完全に変えられたと、うぬぼれてはいけない。　一旦、振るわれたらまだ何 が出てくるかわからないのである。　今の時、そのような思いが出たときこそ、主のみこころ、 みことばに照らし合わせて祈り、内側（内面）のことに取り組むことが必要であろう。 　　 また、自分はどんなところから救われたのか、かつて自分がいたのは神から見られたら滅び の穴、泥沼ではなかったのか、そこから引き上げていただいたのではないか・・・などじっくり考 えてみることが必要である。　すべてのことは神のみゆるしの内にあることを覚えて どうすべき か、どうあるべきかを祈りつつ考えることも必要であろう。　そして、「主の良くしてくださったこと を何一つ忘れるな」のみことば通りである。　常々、主の良くしてくださったことを思い出し、主 に感謝の祈りをすることも高ぶらないためには必要であろう。　要は、ある意味、絶えず、初心 に戻り、自分を見つめなおして、しっかり主によりすがる、主につながることである。　クリス チャンにとって天の御国に入ることが「終わり良ければ全て良し」である。 とにかく、主と主のことばの前にへりくだり続けることである。　日々絶えず、主イエス・キリスト から目を離さず、主の御前にへりくだって祈り、キリストとの交わりを深くしていきたいものであ る。　 肉（生まれつきのもの）の性格、性質の流れに乗らず、任せず、自分の思いを見張り、 聖霊の流れに乗り続けていきたいものである。 ★旧約聖書　箴言　4：23 　　　力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。 ★旧約聖書　イザヤ書　38:17 　　　ああ、私の苦しんだ苦しみは平安のためでした。あなたは、滅びの穴から、私のたましい 　　　を引き戻されました。あなたは私のすべての罪を、あなたのうしろに投げやられました。