めんどり聖書研究会


めんどり通信/2009年3月8日。主が復活された記念すべき日曜日で
す! ハレルヤ!
<神からみたクリスチャン、人からみたクリスチャン>



★新約聖書 ヨハネによる福音書 14:6
       イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通し
      てでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。

★新約聖書 ヨハネによる福音書 18:37
       ・・・・イエスは答えられた。「わたしが王であることは、あなたが言うとおりです。わたしは、
      真理のあかしをするために生まれ、このことのために世に来たのです。真理に属する者
     はみな、わたしの声に聞き従います。

●日本のクリスチャン人口は1%にも満たないが、世界人口の約3分の1の20億人がキリスト教
徒であるという。 キリスト教徒、クリスチャンというのは、日本では一般的に、イエス・キリスト
を信じている(どの程度かなどは関係なく)、教会員である、定期的に礼拝に出席している、教
会の奉仕に参加したり献金したりしている人と思っている人が多い。 クリスチャンでもそう
思っている人が多いようである。 

そして、「一旦、クリスチャンになれば地獄へ行くことはない。 もう神の子だから何をしても大
丈夫。 神は愛だからクリスチャンを裁いたりしない。 裁かれるのは未信者である。」などと教
会の多くでもそのように教えていると聞いたことがある。 しかし、聖書にはクリスチャンとはキ
リストつき従う者という意味合いどおり、主に最後まで従って行く者であると強調されている。

約2千年前、イエスがキリスト(油注がれた者、救い主)としてガリラヤ全土を巡って、会堂で教
え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。(マタイ
4:23)  
イエスの周りに多くの人々が集まってきた。 その中にはパリサイ人たちや律法学者た
ちのように、どうにかしてイエスをおとしめようと謀議を張り巡らせる者たちもいた。 

当時の彼らユダヤ人は天の父なる神を信じていた。 彼らには、歴史の中で聖書を与えられ
た民、 神の選民であるとの自負があった。 イエスのキリスト時代3年半のことは終末の日に
再現されるという。(エレミヤの部屋NO.450,No.469,NO. 628他参照) またヨハネ福音書8章
は、イエスは、イエスを信じたユダヤ人たちに「あなた方は、罪の奴隷だ、アブラハムの子孫で
はあるが、わたしを殺そうとしている、あなたがたの父は悪魔である。」
と言われた。 どうも終
末にはクリスチャンの中にイエスを殺そうとする者たちが現われてくるようである。

いやもうすでに現われてきている。 イエスはマグダラのマリアと結婚していたなどとする「イエ
ス人間説」は、とりわけ大々的に宣伝され、人権保護のため、全人類みな平等、神は愛であ
る、すなわちフェミニズム、同性愛擁護、エコロジー推進などといい、聖書を人受けするように
と多くの聖書訳が変型、改ざんされている。(現在のNIV訳は権威ある訳といわれたKJV訳か
ら、6万語以上のことばを省いているという。関連記事角笛HPにあり) 

ピーターワグナーを始めとする、聖書とは違った神学、 使徒、預言者の権威を異常に強調す
る神学は教会を席巻し、教会を間違った方向へパラダイムシフト(軸を変換させるの意味)させ
つつあるという。(めんどり聖書研究会/めんどり通信「いろいろな記事」のご案内参照)

また、聖霊の第三の波と称して悪霊を施したり、悪霊の器を拝させている。 リバイバル運動、
実は悪霊のリバイバル運動。 霊の戦い、実は神が与えた権威を侮ることに追従させている。 
四方八方から聖書の神のことばの権威を崩し、キリストの神聖を崩し、イエスを殺す教えが蔓
延している。

正しい聖書信仰が失われていく時代に入ったようである。 今後、もっと大きな揺るがしがある
と言われているのに、すでに惑わしに入って倒されているクリスチャンが多いようである。 し
かし、神は、そのような渦に入っている者たちを”クリスチャン”とは見ておられない。

通常、クリスチャンはキリストを「主よ」と呼ぶ。 しかし、「わたしに向かって、『主よ、主よ。』と
言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者が
はいるのです。(マタイ7:21)」
と書かれている。 いくら、主の名によって預言をしても、主の名
によって悪霊を追い出しても、奇蹟を行っても
、キリストの真の声に聞き従っていない者に、主
「あなたを知らない。」と言われる。(マタイ7:22,23)  すなわち天の御国には入れないので
ある。

この世でビリーグラハムのように有名になったとしても、マザーテレサのように尊敬されたとし
ても、老後まで安泰、エンジョイできる大金持ちになったとしても永遠の命を獲得できなかった
り、失ってしまっては元も子もない。 永遠(死後)は字のごとく永いのである。 天国か地獄か
は聖書によるならば、この地上にいる間に決まるようである。(ルカ16章金持ちとラザロより)

マタイ 13:11
「イエスは答えて言われた。「あなたがた(弟子)には、天の御国の奥義を知る
ことが許されているが、彼ら(群集)には許されていません。」
と書かれている。 最後までキリ
ストにつき従っていく弟子こそが、神が”クリスチャン” と呼ばれるようである。 いずれキリスト
から離れるばかりか裏切る可能性のある群衆は、人はクリスチャンと呼んでも、神は”クリス
チャン”と呼んでくださらない。 そればかりか主は「知らない」と言われる。 クリスチャンと言っ
ても2種類いることがわかる。 神からみたクリスチャンと人からみたクリスチャンである。

我々は『イエス・キリスト』を真の神とし、救い主として信じ、最後まで つき従っていき、神から
”クリスチャン”であると認めていただきたいものである。 そのため、偽教理、偽リバイバル、
偽りの霊の戦い、偽りの聖書解釈、神学など神が忌み嫌われるものを、しっかりと見分けて退
けていきたいものである。 この地上生活を永遠の天の御国へ向かってまっすぐに歩んでいき
たいものである。

今週も、主イエス・キリストから目を離さず、絶えず主に尋ねること、絶えず祈ること、神のこ
とばと信じて時間をかけて聖書を読むことをしていきたいものである。 

★旧約聖書  箴言 8:34
       幸いなことよ。日々わたしの戸口のかたわらで見張り、わたしの戸口の柱のわきで見
      守って、わたしの言うことを聞く人は。

★新約聖書 ヨハネの第一の手紙 2:28
      そこで、子どもたちよ。キリストのうちにとどまっていなさい。それは、キリストが現われると
   き、私たちが信頼を持ち、その来臨のときに、御前で恥じ入るということのないためです。



めんどり聖書研究会