めんどり聖書研究会


めんどり通信/2008年11月16日。主が復活された記念すべき日曜日で
す! ハレルヤ!
<祈って祈って 聖霊の水をわきあがらせよ!>



★旧約聖書(口語訳)  民数記 21:17,18
       その時イスラエルはこの歌をうたった。「井戸の水よ、わきあがれ、/人々よ、この井戸
       のために歌え、笏とつえとをもって/つかさたちがこの井戸を掘り、/民のおさたちがこ
       れを掘った」。

★新約聖書  ローマ人への手紙  12:12
       望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。

●旧約新約聖書に、「祈る」ことの重要性が多く記されている。 イエスも朝早くに、また夜を徹
してとよく祈られた。 寂しい所や荒野や山などで一人になってよく祈られた。 弟子たちにも祈
りを教えられている。 主の祈りと呼ばれる「祈り」である。 

【天にいます私たちの父よ。 御名があがめられますように。 御国が来ますように。 みこころ
が天で行なわれるように 地でも行なわれますように。 私たちの日ごとの糧をきょうもお与えく
ださい。 私たちの負いめをお赦しください。 私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦し
ました。 私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。 国と力と栄えは、とこしえに 
あなたのものだからです。アーメン。(新改訳)】 

また、様々なことがらの中にも祈りの必要性が書かれている。 たとえば「井戸を掘る」ことや
「水をくむ」ことである。 パレスチナの地は乾燥地帯で水は非常に貴重なものであった。 井
戸を掘る、水を汲むことは直接、命に関わることであった。 聖書において「水」は命を守るた
めの必要な命の源、聖霊をあらわす。

創世記21章には荒野をさまよっていたハガルと息子イシュマエルが神の導きにより、ある井戸
を見つけさせてくださってその水により助かったことが記されている。 その井戸は以前アブラ
ハムが掘ったベエル・シェバの井戸と呼ばれ、多くの井戸の中でも「神から認められた井戸」、
「誓いの井戸」であった。

水を汲むことにおいてもカナの婚姻(ヨハネ福2章)のところで、主が水をぶどう酒に変えるため
には、80リットルから120リットル入りの石の水がめ6つに、しもべが水をいっぱいにする必要が
あった。 

通常「井戸を掘る」にも「水をくむ」にも手間ひまがかかる。 地質にもよるが通常、深い井戸ほ
ど、出た水はキレイだと聞いたことがある。 今は機械があるが、昔は井戸は全て手堀り。 井
戸掘りの職人さんがいたらしい。 何日もかけてまだ見ぬ水脈めがけて掘り続けていくとのこ
と。 水脈を掘りあてた時の喜びは、相当なものだったようである。 また、水をくみあげ、水お
けを担いで水を運び、家の水がめを満たすのも重労働だったという。

「井戸を掘る」=「祈る」、「水がわきあがる」=「聖霊がわきあがる、聖霊の働きを得る」という
ことである。 井戸の水を運んで用意されている水がめに水がいっぱいになれば、水をぶどう
酒に変えられる奇跡があらわれる。 要は聖霊に触れられるためには祈りが必要。 聖霊の
働きがあらわれるためには、ある程度の量が必要であるということである。 ひと言で言えば
日々、時間を十分とって祈れということである。 

聖霊に満たされる事はクリスチャンがクリスチャンとして生きるためには必要不可欠な主の祝
福であるが、「クリスチャンである」ということは、聖霊を受けているから クリスチャンなのであ
る。 聖霊によって我々はキリストに従うことができる。 また聖霊によって導かれている者が、
クリスチャンともいえる。

我々が祈ることによって、我々に聖霊が触れてくださる。 祈ることによって、聖霊が働き始め
てくださる。 聖霊が働き始めてくださるところでは、問題が解決され、解放と救いが起こる。 
聖霊に触れられて人は清められる。 祈ることによって、祈りに答えてくださるキリストをいよい
よ知ることができる。 ただ、少し祈っておけばいいというのではない。 井戸掘りと同じで、手
間ひまをかけなければならない。 祈りに時間を十分取ることが必要である。 目を覚まして祈
りを積んでいくことが重要である。 

内容によって量は違ってくると思われるが、”祈りの量が満たされた”と神が見なされたとき、
聖霊の働きがあらわれるであろう。 無から有を呼び出される神、死人を生かすことのできる
神、不可能なことは一つもない神があらわされる御業を体験したいものである。 聖霊に存分
に働いていただきたいものである。 

そのとき我々のこの地上での生き方が大いに変わるであろう。 永遠の命への道へとますま
す進んで行けるであろう。 そのためにも日々、祈りつつ聖書を読み、祈りに祈って聖霊に触
れられたいものである。

★新約聖書  コロサイ人への手紙 4:2
   目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。

★新約聖書   ヨハネによる福音書  4:14
       しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与
       える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。」





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