めんどり通信/2007年5月27日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!
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★新約聖書 マタイによる福音書 24:4,5 そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。 わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わ すでしょう。 ★新約聖書 第一テモテの手紙 6:12 信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。 ●当時、イエスは宣教を始めて3年目エルサレムに入られた。 イエスのエルサレム入場の 時、群衆はイエスこそ自分たちを政治的に解放してくれると信じ、歓迎しほめたたえた。 しかし、舌の根も乾かないうちに群集は「イエスを十字架につけろ。」と激しく叫んだ。 祭司長 や長老たちが、群衆に、「イエスは、ユダヤの裏切り者だ。バラバこそが、ユダヤを救う英雄 だ。」などと扇動(せんどう)したと思われる。 そのような一方的な情報によって見事に群衆は扇動され、ついに、「イエスを十字架につけよ」 と激しく叫ぶまでになっていったのでる。 扇動された者の特徴は、迷わずそれが正しいと信 じて行動していることである。 人を罪に誘うサタンの惑わしの恐ろしさをここで見ることができ る。 群集が惑わされたのは、すべて祭司長や長老たちだけが悪いわけではない。 ここに至るまで に群集はイエスの説教を聞いていたのだが、群集は真の救いの「霊的な救い」ではなく、この 世における「ローマ帝国からの開放」の救い主を求めていた、という心のあり方が問題だったと 思われる。 そして、祭司長や長老たちとともにイエスを十字架につけたという恐ろしい罪を犯 した。 群集のことは他人事ではない。 我々もともすれば人の言葉にすぐ影響を受け、他人の扇動に すぐ乗って、罪を犯してしまう可能性が十分あるからだ。 サタンは、とにかく人に罪を犯させ、 地獄への道連れを得ようと躍起(やっき)になっている。 だから、実に巧みに情報や言葉を用 いて、人に罪を犯させようとする。 そのことを、よくよく知っておくべきである。 ★新約聖書 第一テモテの手紙 4:1 しかし、御霊が明らかに言われるように、後の時代になると、ある人たちは惑わす霊と悪 霊の教えとに心を奪われ、信仰から離れるようになります。 ★新約聖書 ヘブル人への手紙 3:13 「きょう。」と言われている間に、日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされてかたくな にならないようにしなさい。 ●昔から情報が操作されて、偏(かたよ)った情報だけが一方的に流されて民衆を扇動しようと し、また洗脳しているとネットなどで研究者たちが警告を発している。 中には命を狙われても 勇敢に立ち向かっている勇気ある研究者がいるようである。 そういう人達からの情報は大 変、貴重なものであると思う。 実際、過去の戦争も情報合戦という感が強かった。 数年前のイラクの件でも、テレビから流 れてくる偏(かたよ)った情報を鵜呑(うの)みにし、イラクは本当に大量破壊兵器をもってい て、悪い国だ、やっつけるのは当然だ、とアメリカに賛成した人々、国々が多かった。 このよう なサタンの策はエバの時から始まっていたと思われる。 「神は、本当に食べてはいけないと言 われたの?食べても死ぬことはない。神のように賢くなるよ・・・。」などと神を疑わせるような耳 打ちをして、罪を犯させ、結局、アダムとエバは永遠の命の木から遠ざけられてしまった。 偏った情報に耳を傾け続けるということは、実に恐ろしい結果を生み出していくこととなる。 サ タンが人なりを用いて持ってくる偏った情報によることが多いと思われるうわさ話、陰口、悪口、 そしり、批判などしないようけたいものである。 研究者たちによれば、昔にもまさって現代は、国や自分にとって都合のいいように情報を操(あ やつ)り、世界を動かしていくそのような戦略が進められているという。 現代、アメリカが情報 操りNO.1ということである。テレビから流れてくる偏った情報を鵜呑みにするのは危険な時代 に、もう我々は突入している。 聖書を読むと弟子と群集という区分があるが、いつも弟子は少数で群集は多勢である。 「群 集心理が働く」という言葉があるが、普段は理性の有る行動をする個人が群集の中に置かれ ると、他人の行動にひきずられて、一人の時には出来ないような過激な事をしやすくなる心理と いうことである。 「イエスを十字架につけよ」と激しく叫んだ群集そのものである。 多勢派の判 断が必ずしも神の前に正しいとは限らない。 イエスを十字架につけた祭司長や長老たちや群集は、その後滅びへと向かっていった。 十字 架から40年後、ローマ軍によるエルサレム破壊で110万人のユダヤ人が皆殺しにされたとい う。 惑わす者も惑わされる者も行き先は、確実に地獄であることを聖書は警告している。 誰にでもあると思われる群集心理によって罪を犯したり、自分でも気づかないうちに罪を犯し たりして、サタンに知らず知らずに地獄への道連れとされないためにはどうしたらよいものか。 ★旧約聖書 詩篇 1:1,2 幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に着かな かった、その人。 まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。 ●日々の生活で我々の心がどこにあるかが重要なポイントとなる。 神のことばか人の言葉 か。 神の御心か人や自分の思い、考えか。 イエス・キリストか人、自分か。 日々の生活の中で誘惑は必ずある。 我々はいつも聖書のことば、神のことば、イエス・キリス トに心を向けて、絶えず祈ることが惑わしから逃れることのできる道である。 「主のおしえを喜 びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさ」んで、みことばを行い、「イエス・キリストを、いつも思って 」、「絶えず祈 (1テサ 5:17 )」っているならば、平和の神が惑わしから守ってくださり、永遠の 命を獲得することができるのである。 主を真に信じて従っていきたいものである。 ★新約聖書 第二テモテの手紙 2:8 私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キ リストを、いつも思っていなさい。 |