めんどり通信/2007年4月22日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!
   聖書の価値観常識、世の価値観常識

★旧約聖書    申命記 11:26 ~28
        見よ。私は、きょう、あなたがたの前に、祝福とのろいを置く。
        もし、私が、きょう、あなたがたに命じる、あなたがたの神、主の命令に聞き従うなら、祝
       福を、もし、あなたがたの神、主の命令に聞き従わず、私が、きょう、あなたがたに命じる
        道から離れ、あなたがたの知らなかったほかの神々に従って行くなら、のろいを与える。

ルカによる福音書14章に主イエスが祝宴を催(もよお)す場合には、お返しのできない貧しい
人たちを招きなさい、と言われている。 一般的に我々は結婚式なり長寿祝いなりの祝宴に招
待された場合は、お金を包んでいく。 受けたらお返しをするというのはこの世のマナーであり、
常識であろう。 しかし、主が望まれているあり方とは正反対のようである。

ルカによる福音書21章で献金箱に献金を投げ入れていた人たちの中で、最小単位の銅貨二
つを投げ入れたやもめを主はほめられた。 政治献金、様々な寄付などは主催者側にすれ
ば、多いにこしたことはない。 むしろ一般的には表面のことばはどうであれ、多い人に注目す
るし、ほめられるであろう。 このことも主が望まれているあり方とは正反対のようである。

★新約聖書  第一ヨハネ の手紙   4:10
        私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え
       物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。

●また旧約聖書のレビ記19章に、神は「地の収穫を刈り入れるときは、畑の隅々まで刈っては
ならない。 また、あなたの収穫の落ち穂を集めてはならない。 また、ぶどう畑の実を取り尽く
してはならない。」と言われている。 貧しい者と在留異国人のために残しておきなさいと言わ
れている。 神のあわれみであるが、今日、このようなことはとても見ることができない。 どこ
かしら人間の名誉(ほめられたいというような・・)やら自己満足やら打算が入っていることが多
いのではと思われる。 純粋な、それこそ無償の愛を人間の中で見つけるのは至難のわざと言
える時代になったのではないだろうか。

★新約聖書  第一ペテロの手紙    2:11
        愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、た
       ましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。

●また、マタイによる福音書6章で主は、自分の宝を地上にたくわえるのはやめて、天に宝をた
くわえなさい、と言われる。 しかし、世では宝くじや何やらで一攫千金(いっかくせんきん)を夢
見て、お金を費やしたり、マネーゲームがもてはやされたり、賢くお金を増やすことを推奨(すい
しょう)されたりと、主のおことばとは正反対のことが盛んである。

どうも聖書の価値観常識と世の価値観常識は明らかに違っていると思われる。 聖書は一言
で言えば、キリスト(救い主)のことについて書かれており、永遠のいのちについて書かれてい
る。 聖書が焦点(しょうてん)をあわせているのは永遠である。 この地上の人生がすべてで
はない。 この世の価値観常識は、永遠ではなくこの地上に焦点をあわせている。そこでどうし
ても聖書の価値観常識と世の価値観常識の違いがでてくるのであろう。

★新約聖書 ヨハネによる福音書  3:16
        神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる
       者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

●永遠の神、永遠のいのち、永遠の天の御国(天国)、永遠の刑罰(地獄)。 ところが、とても
悲しいことに、人があまりにも頻繁(ひんぱん)にしかも軽率に永遠の御国(天国)や永遠の刑
罰(地獄)のことを話している。 地獄を笑いの話の種にしたりしてしまい、本当は地獄は実在
の場所であり、聖書が記しているように、そら恐ろしい所であることがわからなくなってしまって
いる。

キリストを拒んだ人たちへの永遠の刑罰についての教えは、真にキリストを信じ続けた人たち
が、永遠のいのちを獲得して、永遠の天国に行くという教えと共に、明らかに一貫した聖書が
言っていることである。 

キリストが神の御子であられ、天からこの世に来られ、我々の罪のために十字架で死なれたも
のの、再び死からよみがえられた。 だから主のどんなおことばにも耳を傾け、それを心に留
める価値があるのではないだろうか。 そして、疑うことなく主を心に受け入れ、この地上生活
の間、主イエス・キリストに従い続けて神の栄冠、永遠のいのちを得たいものである。 
 
★新約聖書 ピリピ人への手紙  3:14
        キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心
       に走っているのです。

★新約聖書  第一テモテの手紙    6:12
        信仰の戦いを勇敢に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。