謹賀新年 めんどり通信/2007年1月7日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!
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★旧約聖書 申命記 11:27~28 もし、私が、きょう、あなたがたに命じる、あなたがたの神、主の命令に聞き従うなら、祝 福を、もし、あなたがたの神、主の命令に聞き従わず、私が、きょう、あなたがたに命じる 道から離れ、あなたがたの知らなかったほかの神々に従って行くなら、のろいを与える。 ★旧約聖書 箴言 1:33 しかし、わたしに聞き従う者は、安全に住まい、わざわいを恐れることもなく、安らかであ る。 ●旧約聖書の第二歴代誌10章にイスラエルの王国が二つに分裂した原因が記されている。 当時、ソロモン王の後を継いだのは、レハブアム王であった。 彼は、王になると、すべての イスラエル人が、王を立てるために集まっていると聞いたので、すぐにシェケムという町に行 った。 シェケムには、ソロモンの在世中に謀反(むほん)を企て、ソロモンの手を逃れてエジプト王シ シャクの下に身を寄せていたヤロブアムが、ソロモン王が死んだことを知って帰国していた。 ヤロブアムはレハブアム王に「あなたの父上は、私たちのくびきをかたくしました。今、父上が 私たちに負わせた過酷な労働と重いくびきを軽くしてください。そうすれば、私たちはあなたに 仕えましょう。(U歴代誌 10:4)」と言った。 この時、レハブアム王は父ソロモンに仕えていた長老たちと自分と共に育ち、自分に仕えてい る若者たちに相談をもちかけた。 父ソロモンに仕えていた長老たちは、民の願いを聞き入れ るようレハブアム王に進言した。 しかし、彼は長老たちの助言に示された神の御心を退け、 若者たちの勧めをとり入れて、民に より一層過酷な労働とくびきを課した。 こうして、王国は分裂することとなり、ヤロブアムは、イスラエルの10部族を従えて北イスラエル 王国の王となり、レハブアムはユダ族とベニヤミン族のみの王として、エルサレムで南ユダ王 国を支配することになった。 ★旧約聖書 エレミヤ書 7:23 ただ、次のことを彼らに命じて言った。『わたしの声に聞き従え。そうすれば、わたしは、 あなたがたの神となり、あなたがたは、わたしの民となる。あなたがたをしあわせにする ために、わたしが命じるすべての道を歩め。』 ●人生において判断を下すという場面は、絶えずある。 重要な判断ともなれば、誰かに相談 するというのは常であろう。 そのときに誰に相談するのか。 どこに耳を傾けるのかは大切な ことであり分かれ道ともなりうる。 ここのレハベアムの姿に私たち人間の姿が示されていると思われる。 レハベアムは先に父ソ ロモンに仕えていた長老たちに聞き助言を受けたが、どうも彼らの進言はレハベアムの意に沿 わなかったようである。 だからその後、自分と共に育ち、自分に仕えている若者たちに相談し て彼らの助言を取り入れている。 結局自分の気に入ったことだけを受け入れ、何事も自分の 思い通り進めようとする人間の姿が映し出されていると思われる。 本当はレハベアムはこの重大な局面に当たり、自分の意に沿わなくとも主の御心を受け入れ るべきだった。 神は、人を通して助言されることが多い。 旧約聖書 箴言11:14に「指導がな いことによって民は倒れ、多くの助言者によって救いを得る。」と記されている。 自分の意に 沿っていたとしても神の御心に沿わない判断は、時に取り返しの付かない問題を起こすことと なる。 正しい判断は、家庭を守り国を守る。 正しい判断の基準は神にある。 だから神に聞 く、尋ねることが重要なのである。 常に主なる神、イエス・キリストと向き合い、聖霊の導きに聞き従うこと、ここに信仰の基本があ る。 神の守りと祝福は、主を愛し、主に信頼し従って歩むところに満ちあふれている。 ★旧約聖書 民数記 32:15 あなたがたが、もしそむいて主に従わなければ、主はまたこの民をこの荒野に見捨てら れる。そしてあなたがたはこの民すべてに滅びをもたらすことになる。」 ●第二歴代誌10章15節に「王は民の願いを聞き入れなかった。それは、かつてシロ人アヒヤを 通してネバテの子ヤロブアムに告げられた約束を主が実現するために、神がそうしむけられた からである。」 と記されている。 自分の思い通りに判断し進んでいく所には、主の裁きがあ る。 生ける神の手の中に陥ることは恐ろしいこと(ヘブル 10:31)である。 神に見捨てられる ことは恐ろしいことである。 今年、我々は神の御前で素直になり、何が起きようとも神に信頼して、正しい判断、つまり主の 御心を選び、神の恵みと守りの中で安らかに祝福された1年を過ごしていきたいものである。 ★新約聖書 ヨハネによる福音書 10:9 わたしは門です。だれでも、わたしを通ってはいるなら、救われます。また安らかに出入り し、牧草を見つけます。 |