めんどり通信/2006年11月12日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!
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★旧約聖書 イザヤ 10:22 たとい、あなたの民イスラエルが海辺の砂のようであっても、その中の残りの者だけが立 ち返る。壊滅は定められており、義があふれようとしている。 ●旧約、新約聖書の中に”残された者、残りの者”ということばがよく出てくる。 内容からする とどうも”残された者、残りの者”にみこころがあるようである。 旧約の北イスラエルのアハブ 王の時代、王と邪悪なイゼベル王妃から、逃げ隠れ、もう立ち上がる勇気もなかった預言者エ リヤに、神がバアルという偶像にひざまずかなかった人、7千人を残されたと語られたことが記 されている。(列王記上19章) 確かに神はすべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられ(Tテモテ 2:4)、 ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられる。 (Uペテ ロ 3:9) そして、そのため我々に対して忍耐深くあられる。 ノアの時代にも、箱舟が造られていた間、神は忍耐して待っておられた。 しかし箱舟ができあ がったとき残された者だけが箱舟に入り、洪水が来てすべてのものがさらわれてしまった。 このように神の忍耐はいつまでも続くものではない。 時が来れば神の忍耐は終了され、戸は 閉められるのである。 あとには壊滅、つまり神のさばきだけが待っているのである。 ★新約聖書 ローマ人への手紙 11:5 それと同じように、今も、恵みの選びによって残された者がいます。 ●マタイの24章やルカの17章に「ひとりは取られ、ひとりは残される」という記述がある。 多く の教会では、ここは携挙(けいきょ)<主の再臨のときに地上のクリスチャンたちが主のもとに 携え挙げられること>について書かれていると言われている。 事実、著者も以前の教会の牧 師からそのように教えられていた。 「ひとりは取られ」が携挙される者であり、「ひとりは残され る」が地上に残されて大艱難(だいかんなん)時代に遭遇(そうぐう)する、と教えられていた。 イスラエルに第三神殿が建ったら、7年の艱難時代が始まる。 その3年半経てば空中再臨が あり、そのときに携挙されなければ大艱難時代に残されるから大変だ、と教えられていた。 そして、大艱難時代が終わって地上再臨の時には、悠々と主とともに降りてきて、大艱難時代 を経て生き残ったイスラエル人と一緒になりこの地上をキリストと共に千年間治めると教えられ ていた。 しかし、どうも聖書の真に言われていることと違うようである。 この記述の前にはノアの洪水の ことが記されており、洪水が来てさらわれたもの、つまり取られたものはみな滅びた。 どうも残 る人にみこころがあると思われる。 ゆえに、この箇所でも「ひとりは残される」の残される人に みこころがあるようだ。 いつの時代にも、神が残しておられる残りの者がいる。 そして時が来れば神はその残された 者たちを集めようとなさる。 2千年前、イエスがこの地上に来られたとき、主はご自分の民を 集めようとなさった。 しかし、当時、主は「ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、 自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、 あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかっ た。」(マタイ 23:37、ルカ 13:34)と言われなければならない状態であった。 今の時代も主がこの地上におられた時と同じように主が嘆かれる時代と思われる。 しかし、 今の時代は終わりのときに近い時代、いや終わりの時に入りかけている時代と思われる。 だから、今すでに主はご自分の者たち、残りの者たちを集め始めておられると思われる。 ★新約聖書 ローマ人への手紙 9:27 また、イスラエルについては、イザヤがこう叫んでいます。「たといイスラエルの子どもた ちの数は、海ベの砂のようであっても、救われるのは、残された者である。 ●聖書は終末には、はっきりと「残りの者を必ず集める」という箇所があちらこちらに記されて いる。 ただ、どうもその数が少ないようである。 それは主が選びを少なくしているわけではな く、人の方が集められるのを好まなかったからである。 2千年前と同じ理由である。 しかし、我々は、いよいよ主によりすがり主に従っていき、残された者として主のもとに集めら れ、神の恵みと祝福の中にとどまりたいものである。 ★旧約聖書 詩篇 147:2 主はエルサレムを建てイスラエルの追い散らされた者を集める。 ★旧約聖書 ミカ書 2:12 ヤコブよ。わたしはあなたをことごとく必ず集める。わたしはイスラエルの残りの者を必ず 集める。わたしは彼らを、おりの中の羊のように、牧場の中の群れのように一つに集め る。こうして人々のざわめきが起ころう。 |