めんどり通信/2006年8月13日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!

★新約聖書  第一コリント人への手紙 7:31
   世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。

★新約聖書 第二ペテロの手紙 2:15〜17
   彼らは正しい道を捨ててさまよっています。不義の報酬を愛したベオルの子バラムの道に
   従ったのです。しかし、バラムは自分の罪をとがめられました。ものを言うことのないろば
   が、人間の声でものを言い、この預言者の気違いざたをはばんだのです。この人たちは、
   水のない泉、突風に吹き払われる霧です。彼らに用意されているものは、まっ暗なやみ
   です。

●民数記22章に預言者バラムについて記されている。 当時、モアブ国の王バラクはイスラエ
ル人が強いのを恐れ、神の声を聞くことができるという預言者バラクにイスラエル人を呪わせ
ようと、バラムの下へ使者を送った。 

一度目、バラムは神に尋ねると、神はバラムのところに来られて、使者たちと一緒に王のとこ
ろへ行くのを止められた。 しかし、一度目の使者よりも位が高い二度目の使者がきて、相当
の金銀などを提供することを申し出た。 

バラムは再び、神に尋ねると、神はバラムの心を見て、王の待つモアブへ使者と一緒に行くこ
とを許された。 しかし、その途中、天使が現れ、ろばに乗る預言者バラムの行く道をふさい
だ。 彼は、御使いを恐れて石垣に身を押しつけ、バラムの足を石垣に押しつけたろばを打
った。 するとろばが彼に話しかけて、そのあやまちをいましめたという話しである。

★新約聖書 ヤコブ 人への手紙 1:14 ,15
   人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。
    欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。

●このバラムは、このときは神の言葉通りにイスラエル人に祝福をしたが、心の中に金銭など
の欲を持ち続けていた為、後には、金銭欲に陰険な策をたて、イスラエル人を罪に陥らせた為
に殺害された。

バラムは「イスラエル人を呪うのではなく祝福せよ。モアブ王のところへは行くな。」と一度、主
のことばがあったのに、再度、同じことを主に尋ねたという、その彼の態度は、もうすでに彼の
行いであり、彼の本心、本音を表している。 

神はバラムの心を見られ、その心の思い、願いを罪とも思わず、表面だけの態度の彼に、使
者と一緒に王のところへ行くことを許されたが、神は御使いを登場させ(罪の思いを抱いている
バラムには見えなかったが)、ろばに言葉まで語らせて引きとめようとされた。 その道が、主
の道でなかったからである。 

しかし、バラムはその時、ろばが自分のいうことを聞かず、足を押しつけたという現象しか理解
できず、ろばを打つだけだった。 心の中に罪を秘めている場合、たとえ預言者であったとして
も、神のあわれみ深い采配(さいはい)さえもわからなくなるようである。

★新約聖書  ガラテヤ人への手紙 5:16
   私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるような
   ことはありません。

●彼は見えない世界で起きていることを全く、理解していない愚かな者であるが、我々も実は
盲者であり、このような者であることを知っておかねばならないと思われる。 神は霊であり、イ
エスは今は肉眼では見えない。 しかし 神の霊、聖霊は確かにおられ、我々に語っておられ
るのだが、我々の方が見えない、聞こえないという原因を持っている。 だから(霊によって)見
えるようになるため、聞こえるようになるために、罪から離れていく必要がある。 そして見える
目と聞こえる耳を主に祈り求めていくことが大切だと思われる。

また、心の中を主に探っていただき、聖書に記されている肉欲と呼ばれるものがあるやなしや
を、また罪のあるやなしやを探っていただく必要があると思われる。 今の世は人々の欲望を
そそるようなあらゆるものが、手に入りやすい時代かもしれない。中には、度を越さない欲なら
ばいいのではないか、という人もいる。 しかし人によって度の基準は違うし、いくら低い度
であったとしても、聖書は”肉欲”という心に注意せよ!という。 どうも御言葉通り、肉欲は罪
へと向かわすようである。 また信仰から迷い出て、滅びへと向かわすようである。
(Tテモテ6:6-11)

主は言われる。 「求めよ、さらば与えられる。われに頼れ、さらば守られる。・・」と。 また「何
も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがた
の願い事を神に知っていただきなさい。ピリピ 4:6
」と言われる。 

我々は、願いは正直に主に求めていくべきであるが、その願いが肉欲からきているものである
かどうかを吟味するということも大切と思われる。 とにかく我々一人一人、滅びに向かう預言
者バラムの道に歩まないように注意が必要である。 だからこそ、キリストに心を向けて、日々
主に祈りつつ、主の道を聖霊に導かれて歩んでいきたいものである。

★新約聖書  第一ペテロの手紙 2:11
   愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、た
   ましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。