めんどり通信/2006年1月8日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!

★新約聖書 第一テサロニケ人への手紙 5:23
   平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。主イエス・キリ
   ストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが
   完全に守られますように。

★旧約聖書 ダニエル書 3:18
    しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、
     あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」

●旧約聖書のダニエル書にこんな記事がある。 それは紀元前603年のこと。 バビロニア帝
国の王ネブカデネザルは、勢力をエジプト方面に拡大し、エジプトのファラオをカルケミシュの
戦いで破って最盛期に達した。 それから帝国はイスラエルの国を滅ぼして、ユダヤ人を殺し、
生き残ったものをバビロンに奴隷として大量連行をした。 一般にこの史実は「バビロン捕囚」
として有名である。

捕囚時代の始めに、王の前に4人の少年が連れて来られた。 彼らは、身に何の欠陥もなく、
容姿は美しく、あらゆる知恵に秀で、知識に富み、思慮深く、王の宮廷に仕えるにふさわしい者
であり、また、カルデヤ人の文学とことばとを教えるにふさわしい者であった。(ダニエル1章)


ある時、王は大きな金の像を造った。 その像の奉献式で「もろもろの楽器の音を聞くときは、
ひれ伏して、ネブカデネザル王が立てた金の像を拝め。 ひれ伏して拝まない者はだれでも、
ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。(ダニエル書 3:4〜6)」という命令が下された。

その場にいた3人の少年たちは、自分たちの信仰告白をし(上記みことばダニエル書3:18)
もろもろの楽器の音を聞いても拝まなかった。 王は怒りに満ち、彼らを燃える炉の火の中へ
投げ込むよう命じた。 炉の火は、少年たちを連れて行った者たちを焼き殺すほど熱かった。 
少年たちは縛られたまま炉の中に落ち込んだ。 

3人の少年たちが入れられたはずだが、王の目には4人見え、しかもなわは解かれ4人は歩い
ていた。 王は彼らに炉の火の中から出て来るよう命じた。 出て来た少年たちの服も髪の毛
も焦げず、火のにおいすらしなかった、という記事である。

★新約聖書 第一テサロニケ人への手紙 5:21
    すべてのことを見分けて、ほんとうに良いものを堅く守りなさい。

★新約聖書 コロサイ人への手紙 1:23
    ただし、あなたがたは、しっかりとした土台の上に堅く立って、すでに聞いた福音の望み
    からはずれることなく、信仰に踏みとどまらなければなりません。この福音は、天の下の
    すべての造られたものに宣べ伝えられているのであって、・・・・。

●さて、火に投げ込まれた少年たちの時のことは、再臨の一つの型である。 再臨とは、キリス
トが地上に救い主として来られ、天に帰られた後、終わりの日に裁き主として再びこの世界に
来られることをいう。 

再臨は特別なことである。 だからイエスが十字架につけられる前、「なお、あなたがたに言っ
ておきますが、今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、
あなたがたは見ることになります。」 (マタイ 26:64 )
と言われると、大祭司たちは自分の衣
を引き裂くほど怒ったのである。

なぜキリストが来られるのか! 再臨があるのか! 1度目は私たちの罪を帳消しにするた
め、罪のゆるしのためであった。 2度目は主に堅くついた真のクリスチャンの絶対絶命のとき
助けるために来られる。 

2度目の再臨のときには、どうも世だけでなく、多くのキリスト教会までもが罪と悪が増大して、
神の怒りを買うようである。 2度目の再臨は、クリスチャンにとって祝福のときであり、さばか
れるのは、イエス・キリストを信じていない世の人であるとキリスト教会では言われてきたが、
(今も言われている教会が多いようであるが)、しかし、多くのクリスチャンにとっても裁きの時
となる可能性が強い。 

現実に神が忌み嫌われることがらがキリスト教会に横行し始め、アメリカなどはそれはそれ
は、ひどいものであるようだ。 聖書の教理も変えられてきた。 教理の変質、それこそ、神へ
の冒とくである。 

いつまでも聖書に固執して融通がきかないのは、それこそ、イスラム教原理主義者などと同じ
であり危険であるから、排除されねばならないなどという教えが、アメリカの教会では巾をきか
せてきたという。 実際、ヨエルの軍隊などと称して、新しい様々な教理に従わないクリスチャ
ンを排除すべくシステムが進んでいるとのことである。 恐ろしいことである。

しかし、言うことのきかない者は排除する、このことは日本の何でもアメリカに従うポチ公首相
が、自分に従わない議員を造反議員と呼び、全国に刺客議員を送り込んだことと似ているでは
ないか。 

★新約聖書 第一ペテロの手紙 3:14
   いや、たとい義のために苦しむことがあるにしても、それは幸いなことです。彼らの脅かし
   を恐れたり、それによって心を動揺させたりしてはいけません。

●聖書には、確かにその前に一時、大リバイバル(約7年)があると記されているが、その後に
は必ず艱難時代も来ると書かれている。 その時は、真のクリスチャンにとっては、偽教理や
偽指導者に従わないので、キリストの再臨以外には、地上のどこにも助けがないと思われる。

そのような中での主への叫びを神は聞いてくださり、主イエス・キリストは来られるのである。
そして、真のクリスチャンにとっては、祝福、恵みであるが、偽教理や偽指導者たちに惑わされ
て従っていたクリスチャンや世の人々にとっては裁きの時となると聖書のあちこちに書かれて
いる。

どのようなことが起きようと、火に投げ込まれた少年たちのように惑わされず、堅く主イエス・キ
リストへの信仰に立っておきたいものである。 そのため、日々主に祈り、聖霊に触れられ助け
られて、主のみことばに従っていきたいものである。

★新約聖書 コロサイ人への手紙 2:7
   キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばか
   り感謝しなさい。

★新約聖書 ヨハネの黙示録 22:7
   「見よ。わたしはすぐに来る。この書の預言のことばを堅く守る者は、幸いである。」