めんどり通信/2004年2月1日
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★新約聖書 黙示録4;11
…主よ。…あなたの御心ゆえに、万物は存在し、また創造されたのですから。
●神はわれわれ人間のために天地万物を造られた。「主の御心」とは何か。
私たちが信じる神は善き神である。 善き神は常に善き御心をもって善きことを行わ
れる。 神が天地万物を造られた目的も、私たち人間を善きもので満たして下さるためだ
った。 神が人間のために世界を創造されたということは、天地が創造された順番を見れ
ば如実に知ることができる。
神は天と地と海という鉱物界をまず造られ、次いでその鉱物界に根を下ろして生きる植
物界を造られた。 それから、植物を食べて生きる動物界を創造され、その後に、初めて、
植物と動物を治め支配する人間を造られたのだ。 第二に、神は人間を救うために十字架
の苦難を受けられた。
神はまず人間のために天地を創造して、特別に物質的にも豊かなエデンの園を与え自由
に支配できるようにして下さった。 しかし、アダムとエバが罪を犯してエデンの園の善きも
のを失ってしまったため、創造の目的は破壊されたかのように見られたが、神はそれを
取り戻すことができるよう、人間の罪の身代わりとして、イエス・キリストを送って下さった。
すなわち、世の始まる前から御言として存在されていたイエス様が肉体の衣を身にまとって
この世に来られ、十字架にかかって死なれたのだ。 その結果、人間は罪を犯したにもか
かわらず、十字架の尊い血潮によって新しく生まれ変わることができるようになった。 こう
して神の創造の目的が成就されるようになった。(ヨハネ1;1〜18、コロサイ1;15〜20)
このように、神は人間のために天地万物を創造し、その創造の目的を成就するために、
イエス様の十字架上の死をもって、人間を誤った状態から回復させてくださった。
私たちの神は、私たちが依り頼むに足りるお方である。 主イエスを受け入れていない者
(創造の目的を喪失していると言える)は、この世の不完全なものや朽ちてゆくものに依り
頼むが、イエス・キリストの恵みにより、創造の目的を確実に知るクリスチャンは、創造主
なる神にのみ依り頼
む。
だからダビデは詩篇20;7で「ある者は戦車を誇り、ある者は馬を誇る。しかし、われらは、
われらの神、主の御名を誇る。」と叫んだ。 また善き神は、御自身に依り頼むのために
豊かな恵みを施したいと願っておられる。
だから第二コリント6;2では「神はこう言われる。わたしは、恵みの時にあなたの願いを
聞き入れ、救いの日にあなたを助けた。」と書かれている。 それゆえ、今日神に依り頼
み、何よりも神の国と神の義とを求める者には、神は必要なものをすべて添えて与えて
下さるのだ。(マタイ6;33)