★新約聖書 ヘブル6:10
神は正しい方であって、あなたがたの行いを忘れず、あなたがたがこれまで聖徒たちに仕
え、また今も仕えて神の御名のために示したあの愛をお忘れずにならないのです。
●神はきわめて、誠実で真実な方である。 真実な方だからこそ、不正、偽ることができない。
神が人を造られたとき、人に自由意志を与えられた。 その自由意志は、その人自身に任され
たもので、神も悪魔も直接、それに触れることは出来ない。
アダムとエバが、その自由意志をもって、悪魔の誘惑を受け入れ、神が「食べたらきっと死ぬか
ら、食べてはならない」と言われた、善悪を知る木の実を食べて、罪が人類の中に入り込んで
きた。 人は悪魔の支配下に入ったのである。
もし、神が真実な方でなければ、そのとき、悪魔の支配から、直接、無理やりアダムとエバを取
り戻せたであろう。 でも、そうすることは神が真実でない、不正を行う方となってしまう。
しかし、私たちの神は真に誠実な方、真実な方、正しい方である。 その上、あわれみ深い方、
愛なる方である。 この地上には、真に誠実な人はまれである。 まったくウソがなく、偽りがな
く、どこまでも真理に生き、人をだますことが皆無、という人はまれであろう。 私たちはこの地
上に生きている限り、必ず人に様々なかたちで、何度かだまされる経験を持つのではないか。
人生経験の豊かな人ほど、それを知っているだろう。 神はアブラハムに「わたしは必ずあなた
を祝福し、あなたを大いにふやす」といい、それを実際に果たされた。
「主イエスを信じなさい。 そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」の御言葉を信じる
信仰を持ち、主に信頼するなら、必ずそれを実際化して下さる。 神は偽ることができない。
偽りは神のご属性に反する。 それは神にとって不可能事である。 だからこそ神は偽善を憎ま
れる。こういう世の中だからこそ、ますます真実な神、主イエスキリスト様に頼って、従っていき
たいものだ。
|