めんどり聖書研究会


めんどり通信/2011年12月25日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!
<振り返る。そして、イエス・キリストに希望を持つ!>



★旧約聖書 哀歌 5:1
   主よ。私たちに起こったことを思い出してください。私たちのそしりに目を留めてください。
   顧みてください。

★旧約聖書   詩篇 119:59
   私は、自分の道を顧みて、あなたのさとしのほうへ私の足を向けました。

★新約聖書  ローマ人への手紙 15:13
   どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊
   の力によって望みにあふれさせてくださいますように。

●読売新聞に「2011年日本10大ニュース」が掲載されていた。 @東日本大震災・死者、不明
者約2万人 Aサッカー「なでしこジャパン」世界一 B福島第一原発事故で深刻な被害 C大
相撲で八百長発覚、春場所中止に D新首相に野田佳彦氏 Eスカイツリー「世界一」634b
に到達 F大型台風上陸相次ぎ記録的被害 G大阪ダブル選「都構想」で共闘の橋下氏が大
阪市長、松井氏が府知事に初当選 Hテレビ放送が地デジに移行 I節電の夏、37年ぶり電
力使用制限令。 

その他、野田首相がTPP交渉参加開始を表明、戦後史上最高の円高(進む円高)など他にも
多くある。 日本国民にとって芳しくない出来事が多かった。 また海外では師走になって飛び
込んできた緊急ニュース、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去。 その他、欧州ソ
ブリン危機 、ビンラディン容疑者死亡、米国債格下げ、中国鉄道事故も重大ニュースだった。

経済も何もかも冷え切ってしまった1年だったと言えるかもしれない。 人々の心も萎え、荒ん
でも当然という年だった。 しかし、いつまでも悪いことばかり続くものではないと期待する。 
人生、往々にして「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり<悪いことがあった後には良いことがあったり
と人生には色々なことがある>」「禍福は糾(あざな)える縄の如し<災いと幸福は表裏一体
で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るもの>」である。 しかし、人生は
「終わりよければすべて良し」になればいい。 神の祝福を受けた終わり、すなわち天の御国
に入れるなら、それまでの禍(わざわい)も苦しみも報われる。 
しかし、主はそのように死後、天の御国へ入れるから、この地上にいる間は苦労続きでも忍耐
せよ、という方ではないと筆者は痛感している。 パウロもペテロも言った。 「彼(イエス・キリ
スト)に信頼する者は、失望させられることがない。(ローマ人9:33、10:11、Tペテロ2:6)」
 
今年、失望することが多くて、肩を落とし、顔を下に向け、歩んできた者も、もう顔をあげる時
がきた。 主イエス・キリストは生きておられ、主の方が我々が主と共に歩むことを望んでくだ
さっているからだ。 主の方が我々に喜びと平和を備えてくださっているからだ。

人生の壁、世間の壁、仕事の壁、人間関係の壁、お金の壁・・・。 いろいろな壁があって「現
実はそんなに甘くない」 ことも事実である。 また、どんなに祈っても祈っても、神と神のことば
を疑いたくなるほどに、置かれた状況がよくならないことがあることも事実である。 それでも
我々が主イエス・キリストを心から信じ、頼るならば大丈夫である。 なぜなら「天の下では、
何事にも定まった時期があり、すべての営みには時があ」
り、「人にはできない事も、神にはで
きる」「神にはなんでもできない事はない」
からである。(伝道者の書3:1、ルカ18:27、マタイ
19:26)
 

「運は天にあり」という諺がある。 人の運はすべて天が決めるもので、人間の力ではどうする
こともできないものだというあきらめの気持ちの意味がある。 しかし結果がどうなるかは天が
決めることだから、運を天に任せ、やるだけのことはやってみようという決意も込められた諺で
ある。 我々の運(人知でははかり知れない身の上の成り行き)を真の神、主イエス・キリスト
にゆだねて、主の方が我々に与えたいと願っておられる神の恵みと賜物を受け取りながら、主
に従う歩みをしていきたいものである。 そうするなら、我々の運を確かに生きておられる主イ
エス・キリストが支配され、主が責任を取ってくださるであろう。 

そのために我々がなすべき最善のこと、すなわち、我々の本心が、自分の肉の願望や考えに
固執せず、日々の生活の中で、主の主権を認め、神に全面的に委ねていく生き方、すなわち
「主を恐れ、主の御前にへりくだる」ことを徹底していきたいものである。 日々絶えず、主イエ
ス・キリストから目を離さず、主の御前にへりくだって祈り、神に依り頼んでいきたいものであ
る。 また、常に神の前に聞くという姿勢を持って神のことば聖書を読み、主からことばをいた
だき、聖霊の流れに乗っていきたいものである。 

神のことばは、神の時が来たら、神がご自身の方法で、ご計画を実行される。 今年は最後の
最後で、祝福のスタートを切ることでもって締めくくり、来年はその祝福が、はっきりと我々が聞
く、見る、体験できるようにしてくださることを願う。 

★旧約聖書 イザヤ書 38:17
   ああ、私の苦しんだ苦しみは平安のためでした。あなたは、滅びの穴から、私のたましい
   を引き戻されました。あなたは私のすべての罪を、あなたのうしろに投げやられました。

★旧約聖書 ヨナ書 2:7
   私のたましいが私のうちに衰え果てたとき、私は主を思い出しました。私の祈りはあなた
   に、あなたの聖なる宮に届きました。





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