めんどり聖書研究会


めんどり通信/2009年7月19日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!
<主が立てた権威の下にへりくだる者が命を救う>


★旧約聖書 箴言 22:4
       謙遜と、主を恐れることの報いは、富と誉れといのちである。

★新約聖書 ペテロの第一の手紙 5:5
    ・・・・みな互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを
       与えられるからです。

★新約聖書 ヤコブの手紙 4:10
        主の御前でへりくだりなさい。・・・・

旧約聖書 第二列王記1章。 イスラエル王のアハズヤが屋上の欄干から落ちて病気になっ
た。 彼は使者を送り出して『エクロンの神バアル・ゼブブ(蝿の王の意)のところに行き、この
病気が治るかどうか尋ねよ』と命じた。 しかし、主はエリヤを召して言われた。『立て、上って
行ってサマリアの王の使者たちに会って言え。・・・イスラエルには神がいないとでも言うの
か。・・あなたは上った寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ』

王の使者はエリヤの言葉を王に伝えた。 王はエリヤの言葉に不快を覚え、エリヤを捕らえる
ために軍隊を送った。 最初に五十人隊の長と、その部下五十人をエリヤのもとに遣わした。 
隊長がエリヤのもとに上って行くと、エリヤは山の頂に座っていた。 隊長が『神の人よ、王
が、降りて来なさい(
come down)と命じておられます』と言うと、エリヤは五十人隊の長に答え
て『私が神の人であれば、天から火が降って来て、あなたと五十人の部下を焼き尽くすだろう』
と言った。すると天から火が降って来て、隊長と五十人の部下を焼き尽くした」(新共同訳U列
王記 1:9,10) 

次に送られた五十人隊の長とその部下五十人も同じ運命に会った。 三度目の使者は、
「我々の命を助けて下さい」とエリヤに懇願しエリヤはその懇願に応じて王の前に姿を現した。 

 ここで、先の2人の五十人隊の長はエリヤより王の権威の方に従っていた。 だから王の命令
をそのまま伝えたようであるが、エリヤが問答無用で火で焼き尽くしたことからすると、エリヤ
の下にはへりくだらなかったばかりか、命令口調come downで降りてくるように言ったので
はないかと想像される。

ローマ人の手紙13章1節には「人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威は
なく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。」
とあるが、神による権威、
神が立てられた権威の下にへりくだり従うことが、重要である。

王も2番目に遣わされた五十人隊の長も最初に遣わされた者たちが、天からの火で焼き殺さ
れたことを見てもエリヤを恐れなかった。 神に立てられたエリヤを恐れないというより、神を
恐れず、神の前にへりくだらなかった。 

王も王の全権を携えている使者であっても、神に立てられた預言者によって、さばかれてい
る。 神の前に真にへりくだっていなければ、神が立てられた権威や器、神が起こされたこと
がら、奇跡などを正しく見ることができない。 時には命さえ失ってしまうことが有り得る。 体の
命とは限らず、クリスチャンであるなら、永遠の命を失う恐れがあるということである。 

アハズヤは死んだ。 2人の五十人隊の長も部下たちも死んだ。 神が立てた権威を正しく見
えなかったために、神の前にへりくだらなかった。 神を侮る者の最後である。

人もことがらも霊的に正しく見て、高ぶることのないようにするためにも、日々主イエス・キリス
トから目を離さず、絶えず主の御前にへりくだって、主を愛し、絶えず祈ること、神のことばと信
じて時間をかけて聖書を読むことをしていきたいものである。 

★旧約聖書 箴言 1:33
       しかし、わたしに聞き従う者は、安全に住まい、わざわいを恐れることもなく、安らかであ
      る。」

★旧約聖書 ゼパニヤ書 2:3
       主の定めを行なうこの国のすべてのへりくだる者よ。主を尋ね求めよ。義を求めよ。柔和
      を求めよ。そうすれば、主の怒りの日にかくまわれるかもしれない。



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