めんどり聖書研究会


  めんどり通信 / 2008年3月23日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!




★新約聖書 コロサイ人への手紙  1:9
        こういうわけで、私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求め
        ています。どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに
        関する真の知識に満たされますように。

★新約聖書 ヘブル人への手紙 5:14
        しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚
        を訓練された人たちの物です。

●機会をねらっていた律法学者や祭司長たちが、義人を装った間者を送り、イエスのことばを
取り上げて、総督の支配と権威にイエスを引き渡そう、と計った
、と福音書に記されている。 
(ルカ 20:20 ) その間者、スパイたちは、イエスに質問して、イエスのことばじりをとろうとして
いた。 「先生。私たちは、あなたがお話しになり、お教えになることは正しく、またあなたは分
け隔てなどせず、真理に基づいて神の道を教えておられることを知っています。(ルカ 20:21 )」
と彼らはイエスに対して、まず ほめことばを並べたてている。 

人はほめられる言葉に弱いものである。 聖書に「るつぼは銀のため、炉は金のためにあるよ
うに、他人の称賛によって人はためされる。(箴言 27:21)」
と記されている。 また「銀にはるつ
ぼ、金には炉、人の心をためすのは主。(箴言 17:3)」
と書かれているように、主は我々をため
されるお方である。 それは我々を陥れるためではなく、信仰を練り鍛え忍耐をつけさせるた
めである。(ヤコブ 1:3 )  

また我々に試練の中を通させて霊的な備えと準備をさせるためでもある。 世はますます悪く
なってきた。 そればかりか、キリスト教会さえ聖書の神がいわんとされているところから外れ
てきている。 教会の変質が深刻になってきた時代である。 だからこそ、神のみこころをきち
んと正しく見分け、霊を見分けて惑わされないようにしなくてはならない。 

主はそれを求める者には与えてくださる。 主に従っていこうとする者には与えてくださる。 
また、主に従おうとする者だからこそ、神が愛しておられる者だからこそ、試み、試練はある。 
我々はどのような試みに合おうと、主ご自身が、人として試みを受けて苦しまれたので、主に
求めてくる試みられている者たちを助けてくださるのである。(ヘブル 2:18)  

さて、その時イエスは人のほめることばに心揺らぐどころか、その人たちのたくらみを見抜か
れた。 「たくらみを見抜く」ということは、今後、とても重要になってくる。 マルコ 2:8ではイエス
はすぐに「ご自分の霊で見抜いて」とある。 言い方がうまいと人はだまされやすいものであろ
う。 主は我々のことをよくご存知である。 我々の頭の毛の数さえもご存知でる。(マタイ
10:30 ) 
ところが、サタン(悪魔)も我々の弱点を知っている。 とにかくひとりでも多くクリス
チャンをキリストから離そうとほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、
歩き回ってい
るのだ。(1ペテロ 5:8 ) 人をキリストから引き離すために巧妙な手口を使ってい
るように思われる。 ”世”をうまく利用しているのではないかと思われる。 

世の中ネット社会になり、いろいろ便利になった部分も多いが、ネット社会ゆえの悪質な犯罪
というのも多くなってきたようだ。 いなかに住んでいる者にとっては、調べたいことがあるとき
にはネットは大助かりである。 キリスト教関係ともなればなお更だ。 しかし、まあ情報の多
さには驚く。 年々増えているのかもしれない。 

その多数の知識情報、様々な分野の情報の中でどれを取り入れたらよいか、とにかく祈って
祈って吟味する必要がある。 偽情報も多いようであるからだ。 また世が強くなっている。 
だから使いすぎると、いつの間にか”世”の考え、感情、思いなどが知らず知らずのうちに微妙
に入り込んできて、クリスチャンとして進む道に影響をきたすということもあり得る。

ネットなりの情報など、世のそれらのものは、みことばの裏づけとなったり、みことばから主が
言わんとされていることを悟るのに助けとなればいいだけであるということを肝に銘じておくべ
きではないだろうか。あくまでも、みことばが一番である。 つまり キリストが一番、神のみこ
ころが一番である。 また、情報を探すことが聖書を読むことや祈ること以上に時間をかけす
ぎないことも大切かもしれない。 祈っていれば、主が御心のときに様々な方法で与えてくだ
さるからだ。 みことばの裏づけのつもりが、気づかないうちに、みことばより情報や情報探し
が上になる危険性がないとは言い切れない。 むしろ、祈ることと聖書を読み込むことに時間
と心をかけることがクリスチャンがすべきことであろう。  

いつの時代にもサタンの策略は巧妙だが、終わりの時になって更に勢いが増してきたように思
える。 本来、真のキリスト教は、イスラム教、仏教、ヒンズー教、・・・などを認めてはいない
が、昨今、様子は変わってきた。 しかし、キリスト教会にイエスの時代から入り込んでいた間
者(スパイ)が、今でも入り込み、それを認めさせるように持ち込んできている。 うまく世が望
むことばで 世を味方につけている。 また、キリスト教の基本、十字架の死と復活、再臨、救
いなどが覆われはじめてきた。 

小石牧師のHPにアメリカの情報として掲載されていたが、503C教会法という法律がアメリカで
出来たという。 それによると、キリスト教の本質的な部分、キリストの神性、処女降誕、十字
架の贖い、救い、復活、再臨などを語ることが禁じられ、語る教会には税金が課せられ、語ら
ない教会は免除されるという。(荒野の声 NO.48より) 考えられないことであるが、税金免除
の方を選択する教会も多くなると思われる。 税金免除が進んで、503C教会法を守らない教
会、クリスチャンは排除せよ、などとなったとき正しい判断ができるように今から日本のクリス
チャンも備えておく必要があるかもしれない。 今後、教会の変質は加速度を増すであろう。 

我々は惑わされたり、間違ったりしないようにしなければならない。 そのことは永遠のいのち
を失うかどうかに関わることだからである。  日々、聖書を一生懸命読んで、絶えず主に祈っ
ていきたいものである。

★新約聖書  第一コリント人への手紙  7:31
       世(の富)を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。

★新約聖書  第一ヨハネの手紙  3:7
       子どもたちよ。だれにも惑わされてはいけません。義を行なう者は、キリストが正しくあら
        れるのと同じように正しいのです。




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