めんどり通信/2006年11月5日。主が復活された記念すべき日曜日です! ハレルヤ!

★新約聖書 ルカによる福音書 5:34、35
   イエスは彼らに言われた。「花婿がいっしょにいるのに、花婿につき添う友だちに断食させ
     ることが、あなたがたにできますか。
   しかし、やがてその時が来て、花婿が取り去られたら、その日には彼らは断食します。」

●断食といえば、昨今、減量のためだけでなく消化器系に休息を与え体の機能を活発化させ
るためにも行われたり、ハンガー・ストライキという自分の意思を認めてもらうために行われた
りしているというのを聞いたことがある。 

聖書に書かれている断食は、旧約聖書では神に願い事があったり、悲しいことがあり食事をし
ている時間もないほどに、神に祈ったことの結果で断食という例をよく見る。 新約聖書ではパ
リサイ人が自分たちが断食をしていることに誇りを持ち、イエスから偽善者と呼ばれている。

しかし、新約聖書には神が良しとされる断食を行った人たちのことも記されている。 断食と祈
りをもって宮で神に仕えていた女預言者アンナ(ルカ2章)、使徒のはたらきに記録されている
使徒たち、バプテスマのヨハネの弟子たちである。

★旧約聖書 申命記 13:4
       あなたがたの神、主に従って歩み、主を恐れなければならない。主の命令を守り、御声に
       聞き従い、主に仕え、主にすがらなければならない。

●断食は決して楽なものではない。 苦が伴(ともな)う。 だから結局、神が良しとされる、つま
り聖霊の導きによる断食でなければ、パウロのいうように、そのような肉体の苦行は「賢いもの
のように見えますが、肉のほしいままな欲望に対しては、何のききめもないのです。(コロサイ
 2:23)」
ということになる。 主がせよ、と言われるなら断食をする。 主がやめよ、と言われるな
ら断食をやめる。 この聖霊の御声に聞き従うことこそ大切なことである!

★新約聖書 第二テサロニケ人への手紙 2:7
       不法の秘密はすでに働いています。しかし今は引き止める者があって、自分が取り除か
       れる時まで引き止めているのです。

★新約聖書 ヨハネの黙示録 3:20
   見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、
   わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。

ルカによる福音書5章でイエスが言われたことばに、花婿が取り去られたら断食をするとあ
るが、これはたとえで、実は聖霊が取り去られる、追い出されることをいっていると思われる。 
上記のみことばの「引き止める者が取り除かれる」「戸の外に立ってたたく」というのも聖霊が
取り除かれることを言い、主が家から追い出された、つまり取り去られた、取り除かれたことを
暗示している。 

どうも終末には家(教会)から聖霊が追い出されるようである。 そうすると教会で語られるみこ
とばやメッセージには聖霊の導きがなくなってしまうということになる。 だからそのときには、断
食せよ、と主は言われているのである。 聖霊の導きがないみことばやメッセージが語られると
ころでは、悪霊が働き導くと思われるからである。

本来、基本的には花嫁なる教会は花婿(今の時代においてはイエスの霊である聖霊)を受けて
おり、花婿がいっしょにいる我々は基本的には、断食をする必要はない。 この断食とはパン
を食べない、水を飲まないこと、つまりみことばやメッセージ、聖霊に関することである。 我々
は、みことばを受け聖霊を受けて、聖霊の導きによりみことばやメッセージを悟らせていただい
ている。

しかし、一緒にいるべき花婿(聖霊)が取り除かれたときには断食せよ、と主は言われる。 つ
まり、聖霊の働いていないみことばやメッセージは受け入れてはいけない、ということである。
危険なのである。 悪霊がはたらく余地のあるみことばやメッセージは、せっかく永遠の命へと
歩みを進めている者の道を曲げてしまうからである。 反対方向の滅びへと向きを変えさせる
からである。

現在、キリスト教会には聖霊の働かない、悪霊主導の教理が巾を利かせ始めている。 もう十
年以上も前だが、著者もそのような集会に参加したことがある。 教会の牧師の命令で参加し
たが、すばらしい集会と教えられ、心の底では何かしっくりこないと感じてはいたものの、牧師
が言われるから、すばらしいものと思い込んでいた。

当時、ベニーヒンの「聖霊さま、おはようございます」という本を、「ベニーヒンの性質とあなたの
性質を取りかえてもらうように読みなさい。」と当時の牧師に言われて、何回も何回も本に線を
引きつつ読んだが、さっぱり内容がつかめなかった。 今、思えば聖霊の守りがあったと思わ
れる。 知らず知らずのうちに断食をさせてくださっていたのだ。 主に感謝!感謝!である。

その教会を出てから、聖書の真理が見えるようになった。 主が真にいわんとされていることが
理解できるようになった。 悪霊の渦から出たからである。 「トロント、ペンサコーラを始めとす
る、怪しいリバイバルはますます教会に広がっている」というメッセージをエレミヤの部屋という
HPで見たとき、今、思えば、知らなかったとはいえ自分は恐ろしい所へ行っていたものだと思
う。

今日、我々は気をつけて主のことばのみに忠実であるべきである。 今の教会の常識にした
がって考えていたなら、曲がった道へと進んでしまい、神のさばきにあってしまうのである。

「その日には彼らは断食します」。 教会から聖霊が、真のみことばが取り去られた日には、
主に従う者たちは断食すべきである。 変な教理、悪霊に染まった教えや霊を受け入れてはな
らないのである。

我々は、主によりすがって、目を開いていただき、すべての罪、悪、肉から解放されるために、
悪霊主導の教理を見抜き、その教えを受け入れず、正しい主のみことばに従っていきたいもの
である。

★旧約聖書  イザヤ書  58:6
       わたしの好む断食は、これではないか。悪のきずなを解き、くびきのなわめをほどき、し
       いたげられた者たちを自由の身とし、すべてのくびきを砕くことではないか。