めんどり通信/平成16年6月13日 主が復活された記念すべき日曜日です!

★ 旧約聖書 エゼキエル書 43:2
    すると、イスラエルの神の栄光が東のほうから現れた。その音は大水のとどろきのよう
    であって、地はその栄光で輝いた。


●旧約聖書は、偶像を拝する諸国民の世界に、一つのヘブル民族を立て、全宇宙には、
「一人の真の生ける神」がおられるという理念を、確立するための、多年にわたる神の努
力について記されている。 このヘブル民族、イスラエル人は、神の恵みと祝福を 受 けた。 
しかし、偶像礼拝にはしったり、神から離れたりすると、神のさばきを受けた。  それにより
、イスラエルの民は、目をさまし、悔い改めて、神に立ち帰り、再び、神の恵みと祝福を受
けている。 しかし、また、離れて、神のさばきにあうというように、こういうこ と を繰り返して
いる。 

これらのことは、今の私たちへの教訓として書かれている。(ローマ 15:4)最近、急激に大幅
なガソリンの値上げがあったり、国民年金法案も強行可決されるなど、現在だけでなく、将来
にわたっても安心できない気配が濃厚となってきた。 また、キ リスト教会においても、日本
は宣教が すすんでいない。 世界のクリスチャン人口は、20億 人と言われているが、イスラ
エルと日本は、それぞれ、キリスト教人口が、1%未満である。 共産国中国と違って、聖書を
読もうと思えば、自由に手に入れることができて、 読むことができるにも関わらず、クリスチャ
ンは増えない。 中国や韓国などは目まぐるし く 増えている。

どうして日本は宣教が すすまないのかは、聖書の中に書かれている。 創世記4章に、
アベルとカインの兄弟が出てくる。 神へのささげもののことで、兄カインは、弟アベルをねた
み、殺してしまった。 そのとき、地に血が流されて、のろわれて、耕 しても芽が出ない、実
が生じない地になったことが、書かれている。 

日本では、フランシス コ・ザビエルの時には、あっという間に、クリスチャンが、7%ぐらいに
増えた。 そのとき、 ザビエルは、あと30年もすれば、日本はクリスチャン国になると思って
いたが、キリシタン迫害 が 始まり、徳川時代には、日本の、あちこちに殉教者の血が流さ
れて、日本の地は、のろわれてしまった。 

戦争の時、日本の百以上の都市が、アメリカに攻撃されたが、これは、神のさばきだったの
かもしれない。 しかし、神は、むやみやたらに、事をなさる方ではない。 それを通して、
人々が、真の神に立ち帰ることを望んでおられるのだ。 今、日本 は不毛の地である。 

しかし、この日本を神は、あわれみの目をもって、見て下さっておられる。 日本に必ず、
神の栄光があらわれると、聖書は記している。 聖書では、地理的にもエルサレムを中心と
しているが、そうすると日本は、東の端の国、日出づる国である。


 《黙示録7:2,3また、私は見た。もうひとりの御使いが、生ける神の印を持って、 日の出
るほうから上がって来た。彼は、地をも海をもそこなう権威を与えられた四人の御使いた
ちに、大声で叫んで言った。「私たちが神のしもべたちの額に印を押してしまうま で、地に
も海にも水にも害を与えてはいけない。」》

エゼキエル43:2冒頭の御言葉。 


日本にも、神の民がおり、彼等を神は、決して退けていない。 神が確かに、イスラエル
の残りの子孫(真のクリスチャン)を、終末まで残しておかれたことが、明らかに な る日が
来ると思う。 終末の日に、ユダの子孫である日本、また、イスラエルの子孫であ る アジア
諸国が、もう一度、神に立ち帰り、回復するときも近いのではないかと思われる。