めんどり聖書研究会

 
めんどり通信/2003年12月13日



★新約聖書 ヘブル 9;15
    …キリストは新しい契約の仲介者です。 それは、初めの契約のときの違反をあがな
    うための死が実現したので、召された者たちが永遠の資産の約束を受けることができ
    るためなのです。

★新約聖書 ヘブル 9;17
     遺言は、人が死んだとき初めて有効になるのであって、遺言者が生きている間は、決し
     て効力はありません。

●この「遺言」の原語は、「契約」とも訳せる言葉である。 キリストによる新しい契約は、キリ
ストの死によって初めて有効になった。 また
『血を注ぎ出すことがなければ罪の赦しはな
い』(ヘブル9;22)
と言われている。 キリストの流された血潮は、本来私たちが流すべき血
であったのだ。 (それを認める認めないにかかわらず) キリストの血潮は、どんな罪をも赦す。 

罪の大きさは問わない。 ある女性の話し。 「自分の罪はたとえイエス様の十字架によって
でも赦されない」と悩んでいた。 彼女は、自分を責めていた。 あるクリスチャンは彼女に、
目を閉じて想いの中で湖のほとりに行くように言った。 そしてそのほとりで、小石を湖に投
げ込む。 小石はポチャッと音を立てて湖に沈む。 次に、大きな石を取って、湖に投げ込
む。 「どんな音がしましたか。」「ドボーンと音をたてて沈みました。」 彼女はそう答えた。
罪は大きかろうが小さかろうが、キリストの恵みの海にみな沈んでしまうのである。


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