めんどり聖書研究会

 
めんどり通信/2003年7月11日(1) 金曜日



★新約聖書 ローマ人への手紙 8:28〜30
   神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、 神がすべて
   のことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。…

●クリスチャンは神を愛する者である。だがこれは、私たちからまず神を愛するに至ったので
はない。 まず神がその旨により私たちを招き、キリストにあって私たちを義とし、私たちを神
の子とする恩恵を与えてくださったのである。 私たちは、この愛に感激して神を愛するに至
ったのである。

 すなわち彼の私たちに対する愛が前(さき)であって、私たちの彼に対する愛は後である。 
だれも自ら努めて神を信じ神を愛することはできない。 神がまず私たちを召し、その愛をも
って私たちの不信な心、頑冥な心の岩を打ち砕いて下さるから、そこから神を愛する生命の水
が、あふれ出るのだ。 だから、パウロは、このように神に招かれて、このように神、主イエス
を愛するに至る者がクリスチャン(キリストにある者といい意味)と ローマ人の手紙で言ってい
るのだと思う。このような者のためには「すべての事が働いて益をなす」と言っている。

「すべての事」とは万事万物であって良き事だけではない。 悪しき事ももちろん含まれている。
そのすべての事が、真に、主を信じるクリスチャンのために働いて、益をなすという。 パウロ
はこの事を自分の確信として、確実な知識として述べた。 これは 今日、真に、主に信頼し
続けるクリスチャンは、どんな人でも、この事を知るのである。 体験し続けるのである。



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