めんどり聖書研究会

 
めんどり通信/2003年1月20日 月曜日



★新約聖書 マタイによる福音書 10:39
    自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたし(主)のために自分のいのちを
    失った者は、それを自分のものとします。


●インドのあるクリスチャンが、ヒマラヤの山中を友人と二人で歩いていた。 吹雪の中を進ん

だか、次の町はまだ遠い。 途中、彼らは雪の中に行き倒れになって凍死しかかっている人

を見た。 彼は友人にその人を担いでいこうと言った。 しかし友人は「自分達の命さえ危ない

のに、そんなことできるか」と言い、ひとり先に行ってしまった。 彼は迷ったが、神の御心を思

い、主に頼って彼を背負い、苦労しながら雪道を進んだ。 背中に人を負っているからか、体

中が温かくなり、力も出てきた。 途中、友人が凍死していた。  彼はその先を進み、背中に

かついだ人と共に人家にたどり着き、暖炉のそばで暖まった。 そして二人とも助かった。

このことは、体の命に関わる問題だけではなく、日々の生活の中で、様々な事柄において多

くあることではないだろうか。 まず、自分の思いや考えや計画を第一優先することは、世に

おいて当然のことと思われる。 しかし、聖書は
マタイ10:39のように言っている。 

今週も主の御心を追求して、主に頼って進んでいきたいものだ。





めんどり聖書研究会