めんどり聖書研究会

 
めんどり通信 29/2002年7月7日 /神が人に届く



神の御子、イエス・キリストは、神からこの世に遣わされた救い主であり、堕落した罪深い人の
問題を課いけてします。 聖書は、イエス・キリストの中に神たる方の全豊満が肉体の形をもっ
て住んでいる、と言っています。(コロサイ2:9) それだけではなく、彼は受肉された神です。 
彼は神であり、人です。 この神が十字架につけられて、贖いのわざを達成されたのです。 
聖書によれば、彼が死なれたのは

@人の罪を取り除く、神の小羊としてであり(ヨハネ1:29)
A神の敵であるサタンを滅ぼす青銅の蛇としてであり(ヨハネ3:14,15)
B神の神聖な、永遠の命を解き放ち、わたしたちに分与する、一粒の麦としてでした(ヨハネ
  12:24)


ですから、神は二つの段階を取られたのです。 まず彼は肉体となって、イエスと呼ばれる
人として生まれました。 完全な罪のない生活を送って、罪人を贖うために十字架で死なれ
た後、彼は死人の中からよみがえり、復活の中で彼の姿を肉からその霊に変えられたの
です。 こうしてイエス・キリストは、その霊となられました。 この霊は命を与える霊と呼ば
れます。御子イエス・キリストの死と復活によって、彼の姿は、物理的なものから霊的なも
のへと変えられました。 その霊として、すなわち、わたしたちが吸い込める霊的空気とし
て、キリストは弟子たちの中に入ることができました。

 クリスチャンであることは、聖霊をわたしたち人の霊に受け入れることです。 あらゆる人
の内側には、神の霊を受ける受信装置、人の霊があります。 しかし、今日、この人の霊
が働いていないのです。イエス・キリストを信じる(受け入れる)とき、神の霊によって故障
して働いていなかった霊(神から見られたとき、死んでいた)が、生かされ、活用し始める
ことができます。 もうすでに、主を受け入れている人も、生かされた霊を活用しなければ、
結局、故障している人と何のかわりもありません。 生かされた霊を活用するために、聖書
を読み、祈り、交わり(キリストや主を信じている兄弟姉妹と)を実行していきたいですね。 
今週も 神に祝福された一週でありますように。




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